引火点・発火点・燃焼範囲(物化)
物化分野で最も頻繁に問われる論点。「引火点と発火点はどう違うか」「燃焼範囲が広いとなぜ危険か」「物質の引火点を比較する問題」が定番です。物理化学の基礎概念であると同時に、性消分野の各物質名の引火点暗記とも直結する要石。
押さえるべき基本
- 引火点 = 点火源(火気)があれば燃え出す最低温度
- 発火点 = 点火源なしで自然に燃え出す最低温度
- 同じ物質では 引火点 < 発火点(必ず)
- 燃焼範囲(爆発範囲)= 空気中で燃焼が継続する蒸気濃度の範囲(vol%)
- 燃焼範囲は下限値が低く範囲が広いほど危険(例: 二硫化炭素 1.0〜50%)
- 燃焼継続に必要な空気中酸素濃度: 約14〜15%以上
ひっかけポイント
- 「引火点と発火点は同じ温度」「発火点は引火点より低い」は明らかな誤り
- 燃焼範囲は気圧・温度に影響される(一定ではない)
- 空気の組成は窒素78%・酸素21%・その他1%(覚え方: 「78・21・1」)